印刷とプリプレスについて

印刷には数々の歴史があると言いますが、印刷を行うためには版下というものを制作し、版下をフィルム作成を行い、更にそのフィルムを刷版に焼き付けなければなりません。

これは今も昔も変わらない作業ではありますが、今と昔で大きく変化した事は版下制作にあります。

今の版下制作というものは、パソコンなどを使いページ単位で版下を制作していきます。
そのため、版下を出力して校正を行った際に、文字が間違いてあればパソコンを使い文字を修正すれば良いのです。

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そして再び出力をすれば済みます。
一方、パソコンが登場する前の版下制作というものは、英文であれば文字はタイプライターで入力をしていき版下の文章として制作をしていました。

また、和文に関しては1文字ずつ写植を行い文章を組んでいたのです。


もし、版下制作中に文字が変更になれば、変更になった文章の文字を打ち直し、変更が必要な部分を写植で作られた文字に張替の作業が必要になったのです。

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しかも、文章の大半を変更しなければならない場合、今ではパソコンを使えばほんの数分でかかる作業も、写植では早くて数時間かかり、仕事が混雑していると翌日に仕上がるなど、タイムロスも多く発生していました。しかし、印刷を行う日程は限られているわけですので、それに間に合わすために徹夜が発生する事も多くあったものです。

今では殆ど写植を行う業者は無くなり姿が見えなくなりましたが、需要により、電算写植というものを今でも行っている業者は極僅かではありますが、存在はしていると言います。

しかし、電算写植も需要自体はかなり少ないわけですので、DTPなどの組版を行い、その序に電算写植も手がけられると言う名目で行う会社もあります。

印刷の歴史というものは、印刷の中だけではなく、プリプレスという印刷の前工程においても歴史があり、今と昔の工程の違いはパソコンの登場と普及により大きく変化していると言っても良いのではないでしょうか。



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